当社が主に取り扱っている製品の素材である発泡スチロールは、断熱性、
、保冷性、緩衝性などの優れた性質によって、40数年にわたり多くの分野で活用されています。発泡スチロールを燃やしても水と炭酸ガスになるだけで、有毒ガスは出ません。また、有害なフロンガスも使用していません。各種包装材料として使用する場合、最も軽量で省資源であり、最終的に焼却処分される際にはco2(炭酸ガス)発生量が少なく、地球温暖化の抑制にも役立っています。発泡スチロールのうちeps(expanded polystyrene)は、発泡剤を含んだポリスチレン樹脂の粒(発泡性ポリスチレンビーズ)を金型に入れ、蒸気により成形したものです。 軽量で緩衝性、断熱性があり、主に農水産容器や機器の包装材に用いられています。
もう一つは押出機でポリスチレン樹脂を軟化させて発泡剤を混入し、シート状に押し出し発泡させたものです。これは、psp(ポリスチレンペーパー)と呼ばれています。このシートは魚や肉などの食品用トレーに多く使用されています。
温室効果で地球を温暖化したり、オゾン層の破壊の原因となるフロンは使用していません。
発泡スチロールは塩素を含まない物質ですから、単独で燃やしてもダイオキシンは発生しません。また、空気(酸素)不足の場合、黒煙が発生しますが、スス(炭素)ですから有毒ではありません。
紙製トレーや緩衝包材を発泡スチロールに替えることで、パルプの使用を減らし、地球温暖化の原因になる炭酸ガスを吸収固定する森林を守ります。
発泡スチロールは、見分けやすいので分別、回収しやすい材料です。リサイクルによりプラスチック原料として使用しています。
汚れがひどくリサイクルできないために焼却廃棄する場合、地球温暖化に影響する炭酸ガスの発生量が少ないのが発泡スチロールです。段ボールとの比較でも軽量なので、